月別アーカイブ: 2025年11月

三重板金工業のよもやま話~築20年を過ぎたら要注意!?~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~築20年を過ぎたら要注意!?~

 

 

最近こんなお悩みをよく聞きます。

「外壁は塗り替えたけど、屋根はほとんど見ていない…」
「リフォーム会社に“棟板金が危ない”と言われたけど、本当に必要?」

屋根は“見えない場所”だからこそ、つい後回しになりがち。
ですが、築20年前後を迎えたお家では、屋根板金の劣化が一気に進んでいるケースも少なくありません。

今回は、

  • 屋根板金リフォームの「サイン」

  • 実際の工事事例

  • 業者選びで失敗しないポイント

を中心に、少し踏み込んでお話ししていきます💡


1. こんな症状が出たら、屋根板金要チェック👀

まずは、屋根に“そろそろ限界サイン”が出始めている代表的なケースを紹介します。

☑ 強風のあとから「カタカタ」「バタバタ」と音がする

屋根の上から、風の日だけ聞こえる謎の音…
その正体は、棟板金が浮いてバタついている音かもしれません。

釘が抜けかけていたり、貫板が痩せて固定力が落ちていることが考えられます。
この状態を放っておくと、台風のときに板金ごと飛ばされるリスクも⚠️


☑ 雨漏りはしていないけれど、天井に薄いシミが…💧

「まだポタポタ落ちてはこないけれど、なんとなく天井の一部が黄ばんでいる」
そんな場合、谷板金や屋根の取り合い部分から少しずつ水が入り始めている可能性があります。

本格的な雨漏りになる前に、

  • 谷板金のサビ・穴あき

  • シーリングの劣化

  • 板金の重ね部分の不具合

などをチェックしておくことが大切です。


☑ 外から見ると、棟板金が波打って見える📸

道路や少し離れた場所から屋根を眺めたとき、
棟のラインが「ピシッ」としておらず、部分的に波打って見えることがあります。

これは、

  • 釘が抜けて板金が浮いている

  • 下地の木が痩せている・腐っている

  • 板金そのものが変形している

サインかもしれません。
外からでも分かるくらいなら、近くで見るとかなり傷んでいることも多いです😢


2. 実際のリフォーム事例ストーリー📖

ここでは、実際によくあるパターンをイメージしやすいように、
「築25年のスレート屋根のお家」のストーリーでご紹介します。


◆ ご相談のきっかけ

ある日、お客様からこんなご相談がありました。

「外壁塗装を検討しているんですが、塗装会社さんから
“屋根の棟板金もそろそろ交換したほうがいいですよ”と言われて…
本当に必要なのか見てほしいんです。」

現地に伺い、屋根に上がってみると…

  • 棟板金の釘があちこちで浮いている

  • 板金自体が少し反って、継ぎ目に隙間がある

  • 貫板も一部で黒く変色し、指で押すと柔らかい

という状態でした。

「今すぐ雨漏りしているわけではないけれど、あと数年放置していたら危なかったかもしれない」というレベルです。


◆ ご提案内容

お客様のご希望(外壁塗装のタイミングに合わせたい・予算感など)も伺いながら、次のようなご提案をしました。

  • 棟板金をすべて撤去して、新しい棟板金へ交換

  • 貫板は腐りにくい樹脂製のものに変更

  • 板金の色は、外壁とバランスを見てダークブラウンを採用

  • 谷板金部分はサビも出ていたため、こちらも同時に交換

「どうせ足場をかけるなら、気になるところは一緒にやってしまいたい」ということで、
外壁塗装+屋根板金工事のセットリフォームになりました😊


◆ 工事中の様子と、お客様の声

工事中は、屋根に上がる前に毎回、

  • 周囲に釘などが落ちないようシートを敷く

  • 作業終了時に金属片の掃除・磁石による確認

などを行い、安全に配慮しながら進めていきました🧹

完了後、ビフォー・アフターの写真をお見せすると、お客様からは、

「こんなに釘が浮いていたなんて知らなかった…」
「板金の色も変わって、屋根の印象がスッキリしましたね!」

といったお声をいただきました✨


3. 屋根板金リフォームのタイミング⌛

では、実際どのくらいのタイミングで屋根板金工事を考えれば良いのでしょうか?

⏱ 一つの目安は「築20〜25年」

  • スレート屋根

  • コロニアル屋根

  • 金属屋根

いずれの場合も、20年を超えてくると、釘・ビス・貫板の劣化が出てくる時期です。

特に、

  • 海沿い地域(サビやすい)

  • 風が強い地域

  • 雪が多い地域

では、もう少し早めに状態を確認しておくと安心です。


⏱ 外壁塗装とセットで考えるのもおすすめ🎨

屋根板金の点検・工事は、基本的に足場が必要です。
外壁塗装やシーリング工事などと同じタイミングで行うことで、

  • 足場代を一度にまとめられる

  • 色決めやデザインをトータルで考えられる

  • 工事期間が一度で済む

といったメリットがあります👍


4. 屋根板金リフォーム業者選びのポイント✅

「どこに頼めばいいのか分からない…」という方は、次のポイントをチェックしてみてください。

① 屋根に実際に上がって点検してくれるか

写真やドローンだけでは分からない細かな部分もあります。
もちろん安全面の配慮も大切ですが、必要に応じて屋根に上がって直接確認してくれるかは重要です。

② 症状と工事内容の説明が分かりやすいか🗣

  • どこがどう傷んでいるのか

  • どの工事をすれば、どんな効果があるのか

  • 他に選択肢はないのか

これらを、専門用語ばかりでなく、写真やイラストを交えて説明してくれるかを見てみましょう。

③ 見積もりがざっくり「一式」だけになっていないか💴

  • 棟板金のメートル数

  • 谷板金の交換有無

  • 下地の交換の有無

  • 足場費用

  • 廃材処分費

などが、ある程度内訳として分かる見積もりだと安心です。

④ アフターフォロー・保証はどうなっているか🛡

工事後に、

  • 「何かあったときの連絡先」

  • 「保証期間」

  • 「点検のタイミング」

などをきちんと案内してくれる業者は、その後のお付き合いも含めて信頼しやすいと思います😊


5. よくある質問Q&A 🙋‍♀️🙋‍♂️

Q. 屋根板金工事だけでもお願いできますか?
➡ もちろん可能です!
外壁塗装とセットでなくても、棟板金だけ・谷板金だけの工事もよくあります。

Q. 雨漏りしていないのに、工事する意味はありますか?
➡ 「雨漏りしてから」だと、天井や壁、断熱材まで傷んでしまい、結果として大掛かり&高額な工事になってしまうことも。
雨漏り“予防”の意味でも、早めのメンテナンスは大きな意味があります💡

Q. 工事中、家の中で普通に生活できますか?
➡ はい、多くの場合は普段通りお過ごしいただけます。
ただし、日中は屋根の上での作業音が出ることもあるため、在宅ワークや小さなお子様がいらっしゃる場合は、事前にスケジュールを共有させていただいています📆


6. まとめ:屋根板金は「見えないからこそ、気にかけたい」部分✨

  • 築20年を過ぎたら、屋根板金の点検を一度検討してみるのがおすすめ

  • 「音」「見た目の違和感」「天井のうっすらシミ」は、早めのサインかも👀

  • 外壁塗装と一緒に見直すことで、コストも手間も節約できる

  • 業者選びでは、説明の分かりやすさ・見積もりの明瞭さ・アフター体制をチェック✅

「うちの屋根、そろそろ見てもらったほうがいいのかな?」
そんなふとした不安が出てきたタイミングが、点検のベストタイミングかもしれません😊

私たちも、
“雨の日も安心して過ごせるお家”を守るお手伝いができれば嬉しいです🏠🌈
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね📩✨

 

三重板金工業のよもやま話~雨漏りから家を守る!~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~雨漏りから家を守る!~

 

「そろそろ屋根のメンテナンスをした方がいいと言われたけど、正直よく分からない…」
「板金って聞いたことはあるけど、瓦やスレートと何が違うの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は屋根板金工事の基本を、できるだけやさしく、そして少し“現場目線”も交えながらお話しします


1. そもそも「屋根板金」ってなに?

「板金」と聞くと、工場で金属を曲げたり切ったりしているイメージを持つ方が多いかもしれません。
屋根板金とは、薄い金属板(主にガルバリウム鋼板や亜鉛メッキ鋼板など)を加工して、屋根や建物の一部を守る役割を持つ建材のことです。

屋根板金が使われる主な場所は…

  • 金属屋根そのもの(いわゆる“板金屋根”)

  • 棟板金(屋根の頂点部分を覆う金属)

  • 谷板金(屋根の“谷”になっている部分)

  • 雨押え板金(外壁と屋根の取り合い部分)

  • 破風板金・笠木板金(屋根の端や手すりの上など)

などなど、実はお住まいのあちこちに使われているんです
普段あまり意識されませんが、雨・風・雪・紫外線から建物を守る、影の立役者といっても過言ではありません。


2. 屋根板金工事が重要な理由⚠️

屋根板金は、劣化したり、強風で浮いたり・飛んだりすることで、次のようなトラブルにつながります。

  • 雨漏りが発生する

  • 釘やビスが抜けて、板金がバタつく・異音がする

  • 台風時に板金がめくれて飛散し、周囲の家や車に被害が出る

  • 放置した結果、屋根材や下地まで傷んでしまう

特に「棟板金」は、屋根の頂上部分にあり、風の影響を最も受けやすい箇所です。
見た目には少し浮いているだけでも、内部の木下地が腐っていたり、釘が効いていなかったりすることも多く、早めの点検・補修がとても大切になります


3. 屋根板金工事の種類と特徴️

屋根板金工事と一口にいっても、いろいろな内容があります。
ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。

① 棟板金の交換工事

もっともご相談が多いのが、この「棟板金の交換」です。

よくある症状

  • 風が強い日に「バタバタ」という音がする

  • 屋根の頂点部分の金属が浮いている・曲がっている

  • 釘が抜けて、錆びている

こうした場合、板金を外してみると、中の木下地(貫板)が腐ってスカスカ…なんてことも珍しくありません

主な工事の流れ

  1. 既存の棟板金を取り外す

  2. 古い貫板を撤去し、新しい樹脂製や防腐処理された貫板を設置

  3. 新しい棟板金を被せ、ビスでしっかり固定

  4. 継ぎ目やビス頭をシーリング処理して防水

昔は「釘で打つ」のが一般的でしたが、今は抜けにくいビス止めが主流です


② 谷板金の交換工事 ⛰️

屋根どうしがぶつかって“谷”になっている部分には、水が集中して流れます。
ここに敷かれているのが「谷板金」。

ここが傷むと…

  • 集中的に雨水が流れる=穴があくと一気に雨漏り

  • 雨染みや天井クロスの膨れの原因に

という、とても重要な部分です。

スレート屋根や瓦屋根の場合でも、谷部分だけ板金になっていることが多く、
「屋根材はまだ大丈夫だけど、谷板金だけ交換」という工事もよく行われます


③ 屋根の葺き替え・カバー工法としての板金屋根

屋根全体が老朽化している場合には、

  • 既存の屋根を撤去して、下地からやり直す「葺き替え」

  • 既存の屋根の上から新しい金属屋根をかぶせる「カバー工法」

といった選択肢も出てきます。

ガルバリウム鋼板などの軽量な屋根材は、

  • 建物への負担が少ない

  • 耐久性・耐候性が高い

  • 形状がシンプルで、雪が滑り落ちやすい

といったメリットがあり、近年とても人気です✨


4. 屋根板金工事の流れをイメージしてみよう

ここでは、棟板金交換を例に、工事の流れをイメージしやすくお伝えします。

① 現地調査・お見積り

まずは屋根の状態をチェックします。
ドローンや高所作業車を使うこともあれば、実際に屋根に上がって細かく確認することもあります。

  • 板金の浮き・変形・サビ

  • 釘・ビスの状態

  • 周りの屋根材や下地の傷み具合

などを総合的に見たうえで、必要な工事内容と費用感をご説明します

② 近隣へのご挨拶・安全対策

屋根工事は、

  • 音が出る

  • 材料の搬入・搬出がある

  • 落下物がないよう細心の注意が必要

といった理由から、近隣への配慮と安全対策が欠かせません。

事前にご挨拶まわりをしたり、
足場や安全ネットを設置して、作業環境を整えます

③ 既存板金の撤去・下地の確認

古い棟板金を剥がし、内部の貫板の状態を確認します。
ここで腐食・割れが見つかった場合は、新しい材料へ交換。

「板金だけ変えても、中がボロボロでは意味がない」
…というのが、現場職人としての本音です
見えない部分こそ、しっかりと手を入れておきたいところです。

④ 新しい板金の取り付け

現場の形状に合わせて板金を加工し、

  • 貫板にビスでしっかり固定

  • 継ぎ目部分の重ね幅を確保

  • 必要な箇所にシーリング処理

などを行いながら取り付けていきます。
金属ですから、風向きや雨の流れも考慮した納まりがとても大切です。

⑤ 最終確認・片付け・お引き渡し

最後に、

  • ビスの締め忘れがないか

  • シーリングの打ち忘れがないか

  • 周囲にゴミや釘などの落下物がないか

といったチェックを行い、お客様にも屋根の写真をお見せしながらご説明します

「普段見えない場所だからこそ、写真でしっかり確認したい」という方はとても多いので、
私たちもビフォー・アフターの写真を残すようにしています✨


5. 屋根板金を長持ちさせるポイント

せっかく工事をしたなら、できるだけ長く良い状態を保ちたいですよね。
そのために、お客様にもぜひ意識していただきたいポイントがあります。

  • 目安として5〜10年に一度は点検

  • 台風や大雪の後は、異音や見た目の変化に注意

  • サビを放置しない(小さなうちに補修すれば費用も最小限)

  • 外壁塗装のタイミングに合わせて屋根も一緒にチェック

「何か変だな?」と感じたときは、早めにご相談いただくことで、
小さな補修で済ませられることも多くあります。


6. まとめ✨

  • 屋根板金は、棟・谷・端部など、建物を水から守る大切な部分

  • 劣化や浮き・サビを放置すると、雨漏りや飛散事故の原因に⚠️

  • 棟板金・谷板金の交換、屋根全体の板金カバーなど、状態に合わせた工事が必要

  • 定期点検と早めのメンテナンスが、結果的には一番の節約に

「うちの屋根、大丈夫かな?」
「そろそろ築20年なんだけど、何かした方がいい?」

そんな不安が少しでもよぎったら、
一度プロの目でチェックしてみてはいかがでしょうか?

私たちも、安心して長く住めるお家づくりのお手伝いができれば嬉しいです✨