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三重板金工業のよもやま話~“軽い”だけじゃない、“強くて賢い”時代へ✨~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

 

~“軽い”だけじゃない、“強くて賢い”時代へ✨~

 

寺社の銅板葺きから、明治以後の金属屋根の広がり、戦後のトタン普及までを追いました
板金工事業が「雨を止める職人仕事」から、
**省エネ・耐久・防災・リフォームを支える“高性能屋根産業”**へ進化していく歴史です⚡


1)塗装鋼板の進化:板金は“サビとの戦い”を技術で乗り越えてきた️

トタンが普及すると、次に課題になるのがサビ(腐食)です。
そこで重要になるのが、表面処理と塗装技術。鋼板メーカーの技術史では、1970年代以降の塗装鋼板の開発・商品化が時系列で示されています(例:1973年にふっ素樹脂塗装鋼板の日本初商品化など)。

ここで板金工事の価値は、材料の性能向上と一緒に引き上がります

  • より長持ちする

  • メンテ周期が伸びる

  • 色や意匠の幅が広がる

  • 住宅にも工場にも適用しやすい

つまり板金工事は、現場の腕だけでなく、材料技術の進歩を取り込みながら発展した産業なんです


2)ガルバリウム鋼板の登場:金属屋根の“主役交代”が始まる✨

屋根板金の歴史で最大級の転換点が、ガルバリウム鋼板(55%Al-Zn合金めっき鋼板)の普及です。
ガルバリウム鋼板は1972年に米国で開発された、とする解説があり、日本では1982年に日本初の商品化(高耐食性めっき鋼板として)を示すメーカーの技術史も確認できます。

ガルバがもたらしたインパクトはこれ
✅ 耐食性(サビに強い)
✅ 軽量(建物にやさしい)
✅ リフォーム適性(カバー工法などと相性が良い)
✅ 雪・沿岸など過酷環境でも選ばれやすい

これにより、板金工事業は「トタンを張る仕事」から、
高耐久・長寿命の屋根を設計して提案する仕事へ進んでいきます✨


3)工法の進化:縦ハゼ・立平・折板…“水を止める仕組み”が洗練される

材料が良くなると、次に勝負を決めるのは工法です。
板金屋根は、ただ張るのではなく、雨仕舞の仕組みを作る。
そして工法は、時代とともに洗練されていきました。

  • 立平(たてひら)・縦ハゼ系:釘穴を減らし、防水性を高めやすい⬇️

  • 折板屋根:工場・倉庫など大スパンを支える

  • 役物(やくもの)加工:棟・谷・ケラバ・軒先の納まりで品質が決まる

この頃から、板金工事は“雨漏り修理屋さん”という枠を超え、
屋根というシステムを組み上げる施工技術へと格上げされていきます✨


4)リフォーム市場の拡大:板金工事業は「守りの産業」から「再生の産業」へ

日本の住宅は、建てて終わりではなく「維持して住み続ける」時代に入ります。
ここで板金工事業は、リフォーム・改修の主役になります

特に大きいのが

  • 雨漏りの予防(早期点検・部分補修)☔️

  • 葺き替え(屋根の寿命更新)

  • カバー工法(既存屋根の上から新しい金属屋根を施工)➕

  • 断熱材一体型・遮熱などの快適性アップ

板金工事の価値は「新築で一回」ではなく、
住まいのライフサイクルを支える仕事へと変わっていきます。


5)省エネ・快適の時代:屋根は“暑さ対策”の最前線になる➡️

夏の暑さが厳しくなるほど、屋根の役割は大きくなります。
遮熱塗装鋼板のように、機能性を持たせた塗装鋼板が商品化されてきた流れも、メーカーの技術史で示されています。

屋根板金工事はここで、

  • 遮熱(熱を入れにくくする)

  • 断熱(熱を伝えにくくする)

  • 通気(屋根裏の熱を逃がす)
    という“住宅性能の領域”と深く結びつきます✨

つまり板金工事は、
雨仕舞だけでなく、暮らしの体感を変える工事になっていくんです


6)未来へ:次世代鋼板・DX・点検技術で、板金工事はもっと強くなる️

材料技術は今も進化しています。たとえば、ガルバリウム鋼板にMgを添加した次世代材(日本初商品化)といった流れがメーカー技術史に示されています。
また現場側でも、ドローン点検・写真管理・施工記録のデジタル化など、“見える化”が進んでいます

これから板金工事業に求められるのは、

  • 高耐久材の正しい使い分け

  • 雨仕舞ディテールの標準化+職人精度

  • 防災(風・飛来物・雪)への対応

  • 省エネ・快適提案(遮熱・断熱・通気)

  • 施工品質の記録と保証(信頼づくり)
    こうした「総合力」です✨


屋根板金工事業は“金属×工法×性能”で進化してきた➡️➡️

  • 1970年代以降、塗装鋼板など表面処理技術が進み

  • 1972年開発・1982年国内商品化などを経てガルバが広がり

  • 工法が洗練され、リフォームで「再生の産業」へ

  • 省エネ・遮熱・断熱で“住まい性能”の中核へ

  • 次世代材やDXで、さらに信頼と価値が高まっていく

屋根板金工事業の歴史は、
「雨を止める」から「暮らしを守り、性能を上げ、家を長持ちさせる」へ進化してきた歴史です✨

三重板金工業のよもやま話~“雨を止める”から“暮らしを守る”へ~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

 

~“雨を止める”から“暮らしを守る”へ~

 

「屋根板金工事」と聞くと、ガルバリウム鋼板の屋根を張ったり、雨漏りを直したり、棟板金を交換したり…いわゆる“金属屋根の職人さん”を思い浮かべる方が多いと思います
でもこの仕事の歴史は、ただの材料の変化ではありません。実は屋根板金工事業の歴史は、日本の暮らしが「雨・風・雪・火災・災害」とどう向き合ってきたかという“防御の歴史”そのものなんです☔️️❄️

古い時代の屋根文化から、金属屋根が日本で広がり、戦後の暮らしを支えるまでを、ストーリーで追っていきます✨
「屋根板金って、こんなに奥深い仕事だったんだ」と感じてもらえるように、分かりやすく書きますね


1)日本の屋根は「自然に合わせる知恵」から始まった

日本は雨が多く、台風もあり、地域によって雪も多い国です。
つまり屋根は、家の中でいちばん自然と戦うパーツ。
古い時代の屋根は、地域の気候に合わせて発展してきました。

  • 茅葺き(かやぶき):断熱性が高く、山間部で活躍

  • 板葺き:木材を重ねて雨を流す

  • 瓦:耐久性と防火性で都市部でも重要

ここではまだ“板金”は主役ではありません。
しかし、屋根に求められる本質は今も同じです
✅ 雨を止める
✅ 風で飛ばない
✅ 雪を受ける
✅ 長持ちする
この「当たり前」を作るために、時代ごとに材料と工法が変わっていきます✨


2)寺社仏閣が育てた“金属屋根”の原点:銅板葺きの登場

日本で金属屋根といえば、まず思い浮かぶのが寺社仏閣の銅板屋根ですよね
銅は年月が経つと緑青(ろくしょう)に覆われ、独特の風格が出ます✨

屋根に銅が使われた歴史については、寺社建築の文脈で古い時代から語られており、天平期の例に触れる解説もあります。また、金属屋根の歴史資料では、古い記録に基づく銅板屋根の言及がまとめられています。

当時の銅板葺きは、今みたいに一般住宅に当たり前ではありません。
高価で、技術もいる。だからこそ、**“限られた重要建築に、最高の材料と職人技を投入する”**世界でした✨

ここで重要なのが、金属屋根が持つ特性です

  • しなやかで加工できる(曲げ・折り・包み)

  • つなぎ目(継ぎ手)の工夫で防水が作れる

  • 長期耐久が期待できる

つまり、現代の板金工事の核心「加工と納まりで水を止める」の原型は、こうした伝統的な金属葺きの文化にあります‍✨


3)明治維新以後:洋風建築と圧延技術が“金属屋根の大衆化”を押し進めた️

日本で金属屋根が本格的に広がる大きな転換点は、明治以後の近代化です。
洋風建築の導入、工場生産、金属加工の進歩によって、金属屋根が「特別なもの」から「現実的な選択肢」へ近づいていきます。金属屋根が全国に広がった背景として、洋風建築技術の導入と金属圧延技術の発展を挙げる年表資料もあります。

この流れの中で、屋根の世界に起きた変化は大きく2つ

  1. 材料が“工業製品”として安定供給される

  2. 施工が“職人技+標準化”へ進む

つまり、屋根板金工事業は「材料革命」と「施工の産業化」で、ここから一気に職能として広がっていくんです️✨


4)トタンの登場:軽くて早い、そして庶民の暮らしを支えた⚡

屋根板金の歴史で外せないのがトタンです。
トタンは軽量で施工しやすく、当時の需要と相性が抜群でした。トタンが明治期から普及した背景(軽量で施工が容易、国内生産へ)を説明する資料もあります。

特に戦後の住宅不足の時代、
「早く建てる」「安く建てる」「軽く仕上げる」
が重要になり、トタン屋根は暮らしの復興を支える材料として広がっていきます。

ここで屋根板金工事業の仕事が一気に“生活密着”になります

  • 雨漏りを直す

  • 風でめくれた屋根を復旧する

  • 工場・倉庫・物置の屋根を施工する

  • 雪止めや雨樋と一体で守る

板金職人は、地域の暮らしを守る“屋根のかかりつけ医”として存在感を増していきました‍✨


5)板金工事の本質が固まる:水を止めるのは「板」ではなく「納まり」

ここで一度、屋根板金工事の核心を言語化すると――
材料そのもの以上に、加工と納まり(ディテール)で防水が決まる
ということです。

屋根板金は、シンプルに見えて奥が深い世界です

  • 風上・風下の重ね方向

  • 毛細管現象が起きにくい折り返し

  • 雨の流れを遮らない谷・軒先の設計

  • 温度変化による伸縮を逃がす

  • 釘穴を作らない固定方法

つまり歴史が進むほど、板金工事は「板を張る」ではなく、
“自然の力を読み、雨仕舞(あまじまい)を設計して施工する”技術職として成熟していきます✨


6)戦後〜高度成長へ:板金工事は「量」と「スピード」の時代に突入️

戦後復興が進み、高度経済成長期に入ると、住宅も工場も倉庫もどんどん建ちます。
ここで板金工事は、量産材と現場施工の組み合わせで、

  • 早く

  • 安く

  • 大面積を
    施工する力が求められました。

一方で、課題も見えてきます

  • 腐食(サビ)

  • 塗膜の劣化

  • 雨漏りリスク(納まり不良)

  • 断熱・遮音の不足

この課題が、次の大きな進化――高耐食性の金属屋根へつながっていきます。


屋根板金工事業は「金属の進化」と「雨仕舞の技術」で暮らしを支えてきた✨

  • 寺社仏閣の銅板葺きに“金属屋根の原点”があり

  • 明治以後、金属加工技術と建築の近代化で金属屋根が広がり

  • 戦後はトタンが復興と生活を支えた

三重板金工業のよもやま話~提案力と“信頼”で選ばれる仕事💼✨🏠~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

提案力と“信頼”で選ばれる仕事💼✨🏠

 

三重板金工業のよもやま話~縁の下のヒーロー🏠🔧🌧️~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

縁の下のヒーロー🏠🔧🌧️

 

 

「屋根板金」と聞くと、どんな仕事を思い浮かべますか?
瓦や屋根材の“上”にある目立つ部分ではなく、雨仕舞(あまじまい)や役物(やくもの)と呼ばれる、屋根の“要”を整える仕事――それが屋根板金工事です。✨
実はこの仕事、家の寿命を左右するほど重要で、しかも技術の奥行きが深いんです。

1. 屋根板金がなぜ大事?—「雨漏りは板金で止まる」🌧️🛠️

屋根のトラブルで一番怖いのは、雨漏りです。
そして雨漏りの原因になりやすいのは、屋根材そのものよりも「継ぎ目」「谷」「棟」「壁との取り合い」「端部」など、複雑に水が流れ込むポイント。ここを守るのが板金の役割です。

たとえば、

  • 屋根の頂上を覆う「棟板金」

  • 水が集まる“溝”の「谷板金」

  • 外壁と屋根の境界を守る「雨押え板金」

  • 軒先やケラバ(端)の「役物板金」
    こうした部位が、雨風の侵入を防ぐ“最後の砦”になります。🏰✨

つまり屋根板金は、家の中に水を入れないための設計と施工そのもの。
見えにくい仕事だけど、結果はハッキリ出る。だからこそ、職人の腕が暮らしを守る仕事です。💪😊

2. 「薄い金属」なのに、仕事はめちゃくちゃ繊細🧤✨

板金って薄い金属を曲げたり、切ったり、つなげたりして形をつくります。
でも屋根の上って、全部が同じ形じゃありません。家ごとに角度も違うし、納まりも違う。現場では、

  • ミリ単位で寸法を拾う

  • 角度に合わせて曲げる

  • 水が逆流しないように“返し”をつくる

  • 風でバタつかない固定方法を選ぶ
    といった、細かい判断が連続します。📏🔍

しかも、見た目も大切。
屋根は家の“顔”です。板金が歪んでいたり、ラインが揃っていなかったりすると、外観の美しさが一気に落ちてしまいます。
機能と美観の両方を成立させるのが、屋根板金職人の技術です。🏠✨

3. どんな工事がある?屋根板金の仕事の幅は広い!🔧🌈

屋根板金工事と一口に言っても、仕事内容は多岐にわたります。

新築の屋根板金
設計図から納まりを考えて、役物を製作して取り付ける。最初から最後まで関わるため、技術力が磨かれます。

葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
古い屋根を剥がして新しくする、または上から新しい屋根材を被せる工法。耐久性と断熱性の向上に繋がり、需要が高い分野です。🔁

雨漏り修理・部分補修
原因調査→部分板金交換→防水処理。経験値がモノを言う“推理と技術”の仕事。🔍🌧️

雨樋(あまどい)工事
屋根の水を集めて排水する雨樋も、住まいを守る重要部品。交換・清掃・勾配調整なども行います。🚿

雪止め・強風対策
地域によっては雪止め金具、台風地域では浮きや飛散対策。気候と建物に合わせる提案力も魅力です。❄️🌪️

“屋根板金=棟板金だけ”ではなく、家全体の雨仕舞を整える総合技術。だから仕事が尽きません。📈✨

4. これからも需要がなくならない理由🏘️📌

屋根板金工事は、時代が変わっても必要とされ続ける仕事です。理由は大きく3つあります。

①家は必ず劣化する
紫外線、雨、風、温度差。屋根は最も過酷な場所にあります。つまり修理・メンテは必ず発生します。

②異常気象が増えている
ゲリラ豪雨、強風、台風、積雪。屋根トラブルが増えるほど、板金工事の重要性は増します。🌧️🌪️

③省エネ・快適性ニーズが高い
断熱材一体型の屋根材、遮熱性能の高い金属屋根など、**“快適に暮らすための屋根改修”**はこれからの主役。屋根板金はその中心にあります。🌞🏠

5. 職人としての誇りが持てる仕事👷‍♂️✨

屋根板金の現場は、完成すると見た目が“ピシッ”と決まります。
ラインが真っ直ぐで、棟が美しく通って、雨押えが綺麗に収まっている――その瞬間、ものづくりの達成感が一気に湧いてきます。🔥

それに、屋根の工事って、住んでいる人の安心に直結します。
「雨漏りが止まりました!」「台風でも不安がなくなりました!」
そんな声をもらえる仕事は、なかなかありません。😊🙏

6. 屋根板金工事業が向いている人は?🌟

  • ものづくりが好き

  • 細かい作業に集中できる

  • 外仕事・体を動かすのが好き

  • 仕上がりの美しさにこだわりたい

  • 技術で評価されたい

特に板金は“段取りと精度”で差が出ます。
だから努力した分だけ上手くなるし、信頼が積み上がる。
それが、この仕事の一番の魅力かもしれません。📈✨

まとめ|屋根板金は「家を守る技術職」🏠🔧✨

屋根板金工事業は、雨漏りを防ぎ、家の寿命を延ばし、見た目も美しく仕上げる――
まさに “住まいを守るプロフェッショナル” の仕事です。🌧️➡️🏠✨

目立たない部分にこそ、技術と誠実さが出る。
そしてその積み重ねが、地域の暮らしの安心を支えます。
屋根板金職人は、これからも必要とされ続ける仕事です。💪😊🌈


三重板金工業のよもやま話~築20年を過ぎたら要注意!?~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~築20年を過ぎたら要注意!?~

 

 

最近こんなお悩みをよく聞きます。

「外壁は塗り替えたけど、屋根はほとんど見ていない…」
「リフォーム会社に“棟板金が危ない”と言われたけど、本当に必要?」

屋根は“見えない場所”だからこそ、つい後回しになりがち。
ですが、築20年前後を迎えたお家では、屋根板金の劣化が一気に進んでいるケースも少なくありません。

今回は、

  • 屋根板金リフォームの「サイン」

  • 実際の工事事例

  • 業者選びで失敗しないポイント

を中心に、少し踏み込んでお話ししていきます💡


1. こんな症状が出たら、屋根板金要チェック👀

まずは、屋根に“そろそろ限界サイン”が出始めている代表的なケースを紹介します。

☑ 強風のあとから「カタカタ」「バタバタ」と音がする

屋根の上から、風の日だけ聞こえる謎の音…
その正体は、棟板金が浮いてバタついている音かもしれません。

釘が抜けかけていたり、貫板が痩せて固定力が落ちていることが考えられます。
この状態を放っておくと、台風のときに板金ごと飛ばされるリスクも⚠️


☑ 雨漏りはしていないけれど、天井に薄いシミが…💧

「まだポタポタ落ちてはこないけれど、なんとなく天井の一部が黄ばんでいる」
そんな場合、谷板金や屋根の取り合い部分から少しずつ水が入り始めている可能性があります。

本格的な雨漏りになる前に、

  • 谷板金のサビ・穴あき

  • シーリングの劣化

  • 板金の重ね部分の不具合

などをチェックしておくことが大切です。


☑ 外から見ると、棟板金が波打って見える📸

道路や少し離れた場所から屋根を眺めたとき、
棟のラインが「ピシッ」としておらず、部分的に波打って見えることがあります。

これは、

  • 釘が抜けて板金が浮いている

  • 下地の木が痩せている・腐っている

  • 板金そのものが変形している

サインかもしれません。
外からでも分かるくらいなら、近くで見るとかなり傷んでいることも多いです😢


2. 実際のリフォーム事例ストーリー📖

ここでは、実際によくあるパターンをイメージしやすいように、
「築25年のスレート屋根のお家」のストーリーでご紹介します。


◆ ご相談のきっかけ

ある日、お客様からこんなご相談がありました。

「外壁塗装を検討しているんですが、塗装会社さんから
“屋根の棟板金もそろそろ交換したほうがいいですよ”と言われて…
本当に必要なのか見てほしいんです。」

現地に伺い、屋根に上がってみると…

  • 棟板金の釘があちこちで浮いている

  • 板金自体が少し反って、継ぎ目に隙間がある

  • 貫板も一部で黒く変色し、指で押すと柔らかい

という状態でした。

「今すぐ雨漏りしているわけではないけれど、あと数年放置していたら危なかったかもしれない」というレベルです。


◆ ご提案内容

お客様のご希望(外壁塗装のタイミングに合わせたい・予算感など)も伺いながら、次のようなご提案をしました。

  • 棟板金をすべて撤去して、新しい棟板金へ交換

  • 貫板は腐りにくい樹脂製のものに変更

  • 板金の色は、外壁とバランスを見てダークブラウンを採用

  • 谷板金部分はサビも出ていたため、こちらも同時に交換

「どうせ足場をかけるなら、気になるところは一緒にやってしまいたい」ということで、
外壁塗装+屋根板金工事のセットリフォームになりました😊


◆ 工事中の様子と、お客様の声

工事中は、屋根に上がる前に毎回、

  • 周囲に釘などが落ちないようシートを敷く

  • 作業終了時に金属片の掃除・磁石による確認

などを行い、安全に配慮しながら進めていきました🧹

完了後、ビフォー・アフターの写真をお見せすると、お客様からは、

「こんなに釘が浮いていたなんて知らなかった…」
「板金の色も変わって、屋根の印象がスッキリしましたね!」

といったお声をいただきました✨


3. 屋根板金リフォームのタイミング⌛

では、実際どのくらいのタイミングで屋根板金工事を考えれば良いのでしょうか?

⏱ 一つの目安は「築20〜25年」

  • スレート屋根

  • コロニアル屋根

  • 金属屋根

いずれの場合も、20年を超えてくると、釘・ビス・貫板の劣化が出てくる時期です。

特に、

  • 海沿い地域(サビやすい)

  • 風が強い地域

  • 雪が多い地域

では、もう少し早めに状態を確認しておくと安心です。


⏱ 外壁塗装とセットで考えるのもおすすめ🎨

屋根板金の点検・工事は、基本的に足場が必要です。
外壁塗装やシーリング工事などと同じタイミングで行うことで、

  • 足場代を一度にまとめられる

  • 色決めやデザインをトータルで考えられる

  • 工事期間が一度で済む

といったメリットがあります👍


4. 屋根板金リフォーム業者選びのポイント✅

「どこに頼めばいいのか分からない…」という方は、次のポイントをチェックしてみてください。

① 屋根に実際に上がって点検してくれるか

写真やドローンだけでは分からない細かな部分もあります。
もちろん安全面の配慮も大切ですが、必要に応じて屋根に上がって直接確認してくれるかは重要です。

② 症状と工事内容の説明が分かりやすいか🗣

  • どこがどう傷んでいるのか

  • どの工事をすれば、どんな効果があるのか

  • 他に選択肢はないのか

これらを、専門用語ばかりでなく、写真やイラストを交えて説明してくれるかを見てみましょう。

③ 見積もりがざっくり「一式」だけになっていないか💴

  • 棟板金のメートル数

  • 谷板金の交換有無

  • 下地の交換の有無

  • 足場費用

  • 廃材処分費

などが、ある程度内訳として分かる見積もりだと安心です。

④ アフターフォロー・保証はどうなっているか🛡

工事後に、

  • 「何かあったときの連絡先」

  • 「保証期間」

  • 「点検のタイミング」

などをきちんと案内してくれる業者は、その後のお付き合いも含めて信頼しやすいと思います😊


5. よくある質問Q&A 🙋‍♀️🙋‍♂️

Q. 屋根板金工事だけでもお願いできますか?
➡ もちろん可能です!
外壁塗装とセットでなくても、棟板金だけ・谷板金だけの工事もよくあります。

Q. 雨漏りしていないのに、工事する意味はありますか?
➡ 「雨漏りしてから」だと、天井や壁、断熱材まで傷んでしまい、結果として大掛かり&高額な工事になってしまうことも。
雨漏り“予防”の意味でも、早めのメンテナンスは大きな意味があります💡

Q. 工事中、家の中で普通に生活できますか?
➡ はい、多くの場合は普段通りお過ごしいただけます。
ただし、日中は屋根の上での作業音が出ることもあるため、在宅ワークや小さなお子様がいらっしゃる場合は、事前にスケジュールを共有させていただいています📆


6. まとめ:屋根板金は「見えないからこそ、気にかけたい」部分✨

  • 築20年を過ぎたら、屋根板金の点検を一度検討してみるのがおすすめ

  • 「音」「見た目の違和感」「天井のうっすらシミ」は、早めのサインかも👀

  • 外壁塗装と一緒に見直すことで、コストも手間も節約できる

  • 業者選びでは、説明の分かりやすさ・見積もりの明瞭さ・アフター体制をチェック✅

「うちの屋根、そろそろ見てもらったほうがいいのかな?」
そんなふとした不安が出てきたタイミングが、点検のベストタイミングかもしれません😊

私たちも、
“雨の日も安心して過ごせるお家”を守るお手伝いができれば嬉しいです🏠🌈
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね📩✨

 

三重板金工業のよもやま話~雨漏りから家を守る!~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~雨漏りから家を守る!~

 

「そろそろ屋根のメンテナンスをした方がいいと言われたけど、正直よく分からない…」
「板金って聞いたことはあるけど、瓦やスレートと何が違うの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は屋根板金工事の基本を、できるだけやさしく、そして少し“現場目線”も交えながらお話しします


1. そもそも「屋根板金」ってなに?

「板金」と聞くと、工場で金属を曲げたり切ったりしているイメージを持つ方が多いかもしれません。
屋根板金とは、薄い金属板(主にガルバリウム鋼板や亜鉛メッキ鋼板など)を加工して、屋根や建物の一部を守る役割を持つ建材のことです。

屋根板金が使われる主な場所は…

  • 金属屋根そのもの(いわゆる“板金屋根”)

  • 棟板金(屋根の頂点部分を覆う金属)

  • 谷板金(屋根の“谷”になっている部分)

  • 雨押え板金(外壁と屋根の取り合い部分)

  • 破風板金・笠木板金(屋根の端や手すりの上など)

などなど、実はお住まいのあちこちに使われているんです
普段あまり意識されませんが、雨・風・雪・紫外線から建物を守る、影の立役者といっても過言ではありません。


2. 屋根板金工事が重要な理由⚠️

屋根板金は、劣化したり、強風で浮いたり・飛んだりすることで、次のようなトラブルにつながります。

  • 雨漏りが発生する

  • 釘やビスが抜けて、板金がバタつく・異音がする

  • 台風時に板金がめくれて飛散し、周囲の家や車に被害が出る

  • 放置した結果、屋根材や下地まで傷んでしまう

特に「棟板金」は、屋根の頂上部分にあり、風の影響を最も受けやすい箇所です。
見た目には少し浮いているだけでも、内部の木下地が腐っていたり、釘が効いていなかったりすることも多く、早めの点検・補修がとても大切になります


3. 屋根板金工事の種類と特徴️

屋根板金工事と一口にいっても、いろいろな内容があります。
ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。

① 棟板金の交換工事

もっともご相談が多いのが、この「棟板金の交換」です。

よくある症状

  • 風が強い日に「バタバタ」という音がする

  • 屋根の頂点部分の金属が浮いている・曲がっている

  • 釘が抜けて、錆びている

こうした場合、板金を外してみると、中の木下地(貫板)が腐ってスカスカ…なんてことも珍しくありません

主な工事の流れ

  1. 既存の棟板金を取り外す

  2. 古い貫板を撤去し、新しい樹脂製や防腐処理された貫板を設置

  3. 新しい棟板金を被せ、ビスでしっかり固定

  4. 継ぎ目やビス頭をシーリング処理して防水

昔は「釘で打つ」のが一般的でしたが、今は抜けにくいビス止めが主流です


② 谷板金の交換工事 ⛰️

屋根どうしがぶつかって“谷”になっている部分には、水が集中して流れます。
ここに敷かれているのが「谷板金」。

ここが傷むと…

  • 集中的に雨水が流れる=穴があくと一気に雨漏り

  • 雨染みや天井クロスの膨れの原因に

という、とても重要な部分です。

スレート屋根や瓦屋根の場合でも、谷部分だけ板金になっていることが多く、
「屋根材はまだ大丈夫だけど、谷板金だけ交換」という工事もよく行われます


③ 屋根の葺き替え・カバー工法としての板金屋根

屋根全体が老朽化している場合には、

  • 既存の屋根を撤去して、下地からやり直す「葺き替え」

  • 既存の屋根の上から新しい金属屋根をかぶせる「カバー工法」

といった選択肢も出てきます。

ガルバリウム鋼板などの軽量な屋根材は、

  • 建物への負担が少ない

  • 耐久性・耐候性が高い

  • 形状がシンプルで、雪が滑り落ちやすい

といったメリットがあり、近年とても人気です✨


4. 屋根板金工事の流れをイメージしてみよう

ここでは、棟板金交換を例に、工事の流れをイメージしやすくお伝えします。

① 現地調査・お見積り

まずは屋根の状態をチェックします。
ドローンや高所作業車を使うこともあれば、実際に屋根に上がって細かく確認することもあります。

  • 板金の浮き・変形・サビ

  • 釘・ビスの状態

  • 周りの屋根材や下地の傷み具合

などを総合的に見たうえで、必要な工事内容と費用感をご説明します

② 近隣へのご挨拶・安全対策

屋根工事は、

  • 音が出る

  • 材料の搬入・搬出がある

  • 落下物がないよう細心の注意が必要

といった理由から、近隣への配慮と安全対策が欠かせません。

事前にご挨拶まわりをしたり、
足場や安全ネットを設置して、作業環境を整えます

③ 既存板金の撤去・下地の確認

古い棟板金を剥がし、内部の貫板の状態を確認します。
ここで腐食・割れが見つかった場合は、新しい材料へ交換。

「板金だけ変えても、中がボロボロでは意味がない」
…というのが、現場職人としての本音です
見えない部分こそ、しっかりと手を入れておきたいところです。

④ 新しい板金の取り付け

現場の形状に合わせて板金を加工し、

  • 貫板にビスでしっかり固定

  • 継ぎ目部分の重ね幅を確保

  • 必要な箇所にシーリング処理

などを行いながら取り付けていきます。
金属ですから、風向きや雨の流れも考慮した納まりがとても大切です。

⑤ 最終確認・片付け・お引き渡し

最後に、

  • ビスの締め忘れがないか

  • シーリングの打ち忘れがないか

  • 周囲にゴミや釘などの落下物がないか

といったチェックを行い、お客様にも屋根の写真をお見せしながらご説明します

「普段見えない場所だからこそ、写真でしっかり確認したい」という方はとても多いので、
私たちもビフォー・アフターの写真を残すようにしています✨


5. 屋根板金を長持ちさせるポイント

せっかく工事をしたなら、できるだけ長く良い状態を保ちたいですよね。
そのために、お客様にもぜひ意識していただきたいポイントがあります。

  • 目安として5〜10年に一度は点検

  • 台風や大雪の後は、異音や見た目の変化に注意

  • サビを放置しない(小さなうちに補修すれば費用も最小限)

  • 外壁塗装のタイミングに合わせて屋根も一緒にチェック

「何か変だな?」と感じたときは、早めにご相談いただくことで、
小さな補修で済ませられることも多くあります。


6. まとめ✨

  • 屋根板金は、棟・谷・端部など、建物を水から守る大切な部分

  • 劣化や浮き・サビを放置すると、雨漏りや飛散事故の原因に⚠️

  • 棟板金・谷板金の交換、屋根全体の板金カバーなど、状態に合わせた工事が必要

  • 定期点検と早めのメンテナンスが、結果的には一番の節約に

「うちの屋根、大丈夫かな?」
「そろそろ築20年なんだけど、何かした方がいい?」

そんな不安が少しでもよぎったら、
一度プロの目でチェックしてみてはいかがでしょうか?

私たちも、安心して長く住めるお家づくりのお手伝いができれば嬉しいです✨

 

 

三重板金工業のよもやま話~屋根の上のプロフェッショナル~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~屋根の上のプロフェッショナル~

 

🏗️屋根の上で生まれる“手仕事の芸術”

屋根板金工事の現場では、
金属の板を一枚ずつ手で切り、曲げ、加工して取り付けます✂️✨
その作業はまるで“金属の折り紙”。
見た目の美しさと機能性の両方を追求する職人技です🎨

強風の音も、雨の流れも、すべてを計算して仕上げる。
まさに屋根の上のエンジニアなんです💡


🔥過酷だけどカッコいい!現場のリアル

屋根の上は、夏は灼熱🌞、冬は極寒❄️。
それでも、空の下で黙々と作業する姿には“職人の誇り”が光ります✨

「雨が降っても、この家は大丈夫だ」
そう思える瞬間が、最高のやりがいなんです😊🌈

重い工具を持ち、金属を叩き、ピタッと納める——
その一つひとつの工程に熟練の技と集中力が詰まっています💪


⚙️技術の進化で広がる未来

近年では、ガルバリウム鋼板や断熱パネルなど
軽くて高性能な素材が増え、省エネ住宅にも対応できるようになりました🏡🌿

また、ドローン点検3D設計など最新技術を取り入れる企業も増え、
“屋根職人=デジタル時代の技術者”へと進化しています🤖📏


💬こんな人にピッタリ!

  • 手を動かすのが好きな人👋

  • 細かい作業に集中できる人🧠

  • 高所でもワクワクできる人⛰️

  • チームで達成感を味わいたい人🤝

屋根板金工事は、「技術」と「体力」と「情熱」がそろった人にこそ向いている仕事🔥✨


🛠️まとめ:屋根の上から、暮らしを支える

屋根板金職人は、家の安全と美しさを両立させるプロフェッショナル。
見上げた屋根の上には、必ず誰かの努力と技術が詰まっています。

今日も誰かの暮らしを守るために。
屋根板金の世界は、空に一番近い“誇りの仕事”です☀️👷‍♀️

 

 

三重板金工業のよもやま話~雨にも風にも負けない!~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~雨にも風にも負けない!~

 

☔屋根板金工事ってなに?

「屋根板金(いたがね)工事」とは、
屋根の“金属部分”を加工・取り付けて、雨水や風から建物を守る工事のことです🏗️✨

実は屋根の上には、雨どいや棟(むね)・谷(たに)など、
水の流れをコントロールする“板金のパーツ”がたくさんあります。
その一つひとつを手作業で調整・加工するのが屋根板金職人の仕事なんです👷‍♂️💪


⚒️どんな素材を使うの?

屋根板金に使われる金属は主に👇

  • ガルバリウム鋼板(サビに強くて軽い!)

  • ステンレス(耐久性抜群✨)

  • 銅板(見た目も美しく、高級感あり🏡)

これらの金属を現場でミリ単位に加工し、
建物にぴったり合うよう取り付けていきます。

まさに“金属の仕立て屋”とも呼べる繊細な仕事なんです🧰✨


🌦️屋根板金の役割

  • 雨漏りを防ぐ☔

  • 台風や雪から屋根を守る💨❄️

  • 建物の耐久性アップ💪

  • 外観を美しく仕上げる✨

たった数ミリのズレでも雨が入り込むことがあるため、
「精度」がすべてのカギ🔑!
その高い技術が、家の寿命を大きく左右するんです。


🌈まとめ:住まいを陰で守る“屋根の番人”🛠️

屋根板金工事は、目立たないけれどなくてはならない仕事。
雨の日も風の日も、家を守るのはこの職人たちの技術です✨

「家族の暮らしを、見えない場所で守る」
——それが屋根板金職人の誇りなんです🏠💪

 

 

三重板金工業のよもやま話~“やりがい”~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~“やりがい”~

 

1|いま強い“ニーズ”はここにある

  1. 省エネ・断熱アップ
    内外装リフォームと同時に「内窓+屋根通気+遮熱・断熱材」を求める声が急増。夏の小屋裏温度を下げ、冬の放熱を抑える提案が評価されます。

  2. 耐風・防災の強化
    台風・線状降水帯への備えとして、ビス径・ピッチ・座金まで設計値で提示できる会社が選ばれる時代。

  3. メンテ性(ライフサイクルコスト)
    高耐食鋼板や再塗装計画、役物先行交換、部分カバー工法など「長く安心」を求める顧客が増加。

  4. 太陽光との一体化
    架台貫通部の雨仕舞い・ブチル止水・下葺きの二重化など、“載せる前提”の屋根納まりが標準に。

  5. デザイン・軽量化
    立平フラットや横葺きのシャープな見付け、軽量化による耐震性向上まで含めた総合提案。

  6. 点検・可視化
    ドローン点検/赤外線サーモによる予防保全レポートのニーズが法人・戸建て双方で拡大。


2|顧客タイプ別の“刺さる提案”

  • 戸建て施主
    「夏の暑さ・冬の寒さ・雨音・結露・外観」をセットで改善。
    :「内窓+屋根通気+高耐食鋼板+遮音下地」で“体感の差”を数値と体験談で提示。

  • 工場・倉庫
    昼間温度・雨漏り停止・工場稼働を止めない工程計画。
    :折板+断熱パネル+局所遮熱塗装/稼働時間外のゾーニング施工。

  • 管理会社・法人
    年間修繕計画とLCC、法令点検・保険連動までワンストップ。
    :年1回ドローン点検+写真台帳+リスクマップの提出。


3|“選ばれる会社”の5つの型(そのまま使える)

  1. 3プラン提示:ベーシック/スタンダード/プレミア(素材・塗膜・保証・再塗装年)

  2. 雨仕舞い図の見える化:棟・ケラバ・谷・立上りの一次止水+二次止水+排水経路を図解で提示

  3. 数値の約束:ビス本数・ピッチ・ハゼ高・通気断面を“仕様書で”

  4. 施工記録の提出:墨出し・トルク・出来形・止水ディテールを写真台帳で納品

  5. アフターの定例化:半年・1年・以降毎年点検のスケジュールを契約時に確定


4|現場の“やりがい”ベスト7

  1. 雨が止む瞬間に立ち会える
    しつこい漏水がピタッと止まり、お客様の表情が変わる。職人冥利に尽きる瞬間。

  2. “見えない品質”を積み上げる誇り
    役物の重ね・シールの押さえ・下葺きの通し…仕上がると隠れる工程に魂を込める。

  3. 段取り力が結果を左右
    天候、搬入、荷揚げ、近隣配慮――全部がうまくハマった日の現場は気持ちいい。

  4. 若手が“雨の動き”を理解した瞬間
    水の流路を想像し、納まりを組み上げられるようになると一人前。育成の手応えが大きい。

  5. 意匠が街並みに残る
    立平の通りが出た屋根は遠目でも美しい。自分の仕事が長く景色になる。

  6. 軽量化で安全・耐震に貢献
    家の揺れが変わった、ヒートショックが減った等“暮らしの実感”を守れる。

  7. チームワークの醍醐味
    成形・荷揚げ・葺き・役物・シール・検査…呼吸が合うほど仕上がりが上がる。


5|KPIと品質チェック(小〜中規模会社向け)

  • 営業KPI:成約率25〜40%/平均粗利率○%/点検→案件化率/紹介比率30%以上

  • 施工KPI:工期遵守率/手直し率/雨漏り再発率(0〜1%台)/写真台帳提出率100%

  • 品質チェック

    • 下葺き:重ね代・立上り・貫通部の補強パッチ

    • 締結:ビス径・座金・ピッチ・トルク管理

    • 役物:棟包み芯・ケラバの見付け・谷樋断面

    • 通気:軒先吸気・棟排気の連続性

    • 最終:散水or通水テスト/シーリングの三角仕上げ


6|“価格競争”を避ける差別化ポイント

  • LCC比較表:初期費用+再塗装+部位交換+想定修繕を10〜20年で年額化

  • 環境値の提示:夏季小屋裏温度・空調負荷の推定減少を提示(簡易モデルでもOK)

  • 太陽光前提の納まり:将来穴を開けないための“受け”を先仕込み

  • 高腐食環境の標準仕様:沿岸・工場は高耐食鋼板+絶縁テープ+ボルトキャップを“標準”に

  • 点検サブスク:年1回ドローン点検+レポート+小補修を定額で


7|安全とコンプライアンス(やりがいの土台)

  • フルハーネス・親綱・開口部先行養生の徹底

  • 熱中症・感電・墜落の日次ミーティング

  • 石綿含有建材の事前調査と届出/粉じん・騒音の近隣配慮計画

  • 写真台帳と施工体制台帳の整備(信頼の見える化)


8|採用・育成で伝えたい“仕事の魅力”

  • “雨の理(ことわり)”を学べる:目に見えない法則を手で組む知的な仕事

  • スキルの伸びが可視化:1年で役物名→3年で納まり設計→5年で現場管理へ

  • 資格の相乗効果:施工管理、職長、安全衛生、ドローン、赤外線診断などキャリアの幅が広い

  • 地域に誇れる:家・工場・学校…自分の仕事が何十年も街を守る


9|そのまま使える“提案トーク”サンプル ️

「屋根材そのものより納まりが家の寿命を決めます。
軒先・棟・谷・立上り・貫通部の一次止水+二次止水+排水経路をセットで設計し、
工事後は写真台帳で見えない品質までお渡しします。
さらに年1回の点検で長く安心をサポートします。」


10|まとめ ✨

ニーズは「省エネ」「防災」「メンテ性」「太陽光一体」「デザイン」。
やりがいは「雨仕舞いを極める達成感」「街に残る意匠」「暮らしを守る誇り」「チームで作る手応え」。

今日できる一歩は――

  • 3プラン&LCCの提案フォーマットを整える、

  • 写真台帳テンプレを共通化する、

  • 年1回の点検サブスクを商品化する。

小さな仕組み化が口コミを生み、地域で**“あの会社なら安心”**を積み上げます️

 

 

三重板金工業のよもやま話~“変遷”~

皆さんこんにちは。

三重板金工業の更新担当の中西です。

 

~“変遷”~

 

1|序章:屋根は「雨を防ぐ」から「暮らしを最適化する」へ

屋根板金の使命は、雨仕舞いと耐風・耐雪・耐久の確保。近年はそれに省エネ・太陽光発電・意匠・メンテ性が加わり、**“一次防水+二次防水+熱環境”**を統合する総合工事へ発展しました。


2|黎明期〜昭和前期:銅・ブリキ・杉皮からアスファルトルーフィングへ ⛏️

  • 素材:銅板・亜鉛めっき鋼板(ブリキ)・トタンが主流。

  • 下葺き:杉皮や和紙からアスファルトルーフィングへ。

  • 葺き方瓦棒葺きが全国で普及。加工しやすく軽量で、木造との相性が良いのが強み。

  • 課題:防錆・継手部の劣化、結露対策の不足。


3|高度成長期〜昭和後期:トタン全盛と標準化 📈

  • 折板屋根が工場・倉庫に爆発的に普及。大スパン・短工期を実現。

  • 役物標準化:棟包み・ケラバ・水切り・谷樋・雨押えなど、納まり図が一般化。

  • 施工管理:釘・傘釘・ナット留め中心。耐風設計はまだ経験則の領域が多い時代。

  • 課題:沿岸部の赤錆、経年での塗り替えサイクル短さ


4|平成前期:ガルバリウムと改質アスファルトで長寿命化へ 🧪

  • 素材革命ガルバリウム鋼板の普及で耐食性が大幅向上。フッ素樹脂塗装で褪色も低減。

  • 下葺き改質アスファルトルーフィングや粘着系シートが一般化し、二次防水が強化。

  • ディテール:**立平葺き(ハゼ締め)**が雨仕舞いと意匠で評価。

  • 安全:フルハーネス・仮設足場の整備が進み、墜落災害対策が制度化。


5|平成後期:耐風・耐震ニーズの高まり、意匠の多様化 🌪️

  • 台風被害の教訓から、ビスの引抜・ピッチ・座金の設計が厳格化。

  • 軽量化=耐震:金属屋根は瓦に比べ軽量で、屋根の重量軽減による耐震性向上が提案の切り札に。

  • 断熱:通気層・遮熱材・高断熱下地の組み合わせで夏涼しく冬暖かい屋根へ。

  • 意匠:フラットリブ、横葺きのシャープな見付けハゼを見せない納まりが人気。


6|令和:エネルギー・DX・カーボンニュートラル時代へ ⚡📱

  • 太陽光との一体化:架台ビスの貫通部に防水ブーツ・ブチル系の止水を併用、雨仕舞いの設計段階から統合

  • 高耐食鋼板(例:SGL系)やZAM系で沿岸・積雪地でも長寿命化。

  • DXドローン点検赤外線サーモで漏水起点の予測、BIM/CIMで納まり干渉チェック。

  • サステナブル:再塗装延命・役物交換・部分カバー工法で廃材抑制。LCC(ライフサイクルコスト)提案が主流に。


7|葺き方の変遷と“雨仕舞い”の思想 💧

時代 代表葺き方 強み 主要課題
昭和 瓦棒葺き 施工性・軽量 継手部の錆・止水ディテール
平成 立平葺き/横葺き 雨仕舞い・意匠 ハゼ部の施工品質管理
令和 立平フラット/折板ハゼ高耐食 耐風・長寿命・太陽光親和 付帯部の熱伸び/異種金属接触

ポイント:屋根は“表面材”より納まり(役物)で寿命が決まる。軒先・ケラバ・棟・谷・立上り・貫通部の一次止水+二次止水+排水経路を“重ね”で設計するのが近代板金の考え方です。


8|二次防水の進化:下葺き材が屋根寿命を左右する 🧻

  • 旧来:15kgルーフィング中心 → 現代:改質アスファルト・粘着・高耐久フェルト。

  • 粘着系はタッカー穴が自己修復しやすく、下地合板の動きに追従

  • 通気工法:野地合板の含水率管理+軒先吸気・棟排気で結露を抑制。


9|耐風・耐雪・耐火:地域仕様の標準化 🗺️

  • 海沿い:高耐食鋼板+絶縁テープで異種金属腐食を回避。

  • 多雪地:雪止めピッチ・谷樋断面・落雪配慮(隣地/歩道)。

  • 台風常襲ビス径・座金・ピッチの設計値化、ハゼ高の確保。

  • 準防火地域不燃認定の下地・通気経路設計、開口部延焼ラインの検討。


10|施工管理の変遷:経験値からデータへ 📊

  • :職人勘+紙の施工図。

  • 墨出しの写真記録トルク管理ビス本数の出来形管理雨仕舞い要所のチェックリスト化

  • 検査:ドローン俯瞰→気になる箇所を高所作業車で近接確認→引渡し前通水テスト


11|メンテサイクル:塗り替えから部分カバーまで 🔁

  • 再塗装:下地健全なら10〜15年目の再塗装で寿命延伸。

  • 役物交換:棟包み・ケラバの先行更新で漏水リスクを先取り低減。

  • カバー工法:既存屋根の上に新規金属屋根+通気層で工期短縮・廃材削減


12|“今”の提案トレンド(そのまま営業で使える要点)🗒️

  1. LCC提案:初期費用+再塗装+想定修繕を年額換算で提示。

  2. 断熱一体:屋根更新と同時に通気層+断熱材をセット化。

  3. 太陽光前提の納まり:将来設置を見据え、貫通部の受けを先仕込み。

  4. 沿岸・工場の高腐食環境SGL系・高耐食を標準指定。

  5. 点検パック:年1回のドローン点検+写真報告で安心の可視化


13|職人・道具のアップデート 🧰

  • 成形機:現場成形の立平・横葺きで継ぎ目レス化。

  • 締結:座金付ビスの座屈・シール座の選定基準が明確化。

  • 安全:フルハーネス・親綱・開口部先行養生が必須文化に。

  • 教育:新人は役物の名前と雨水の流れを最初に覚える。ディテール理解が品質を決める。


14|まとめ:次の10年に向けて 🚀

屋根板金工事は、

  • 素材の高耐久化(ガルバ→SGL等)、

  • 二次防水と通気の高度化

  • 耐風・耐雪の定量設計

  • DXによる点検と記録

  • 太陽光・断熱との統合
    で**“雨を防ぐ”から“暮らしの性能を設計する”工事**へと進化しました。

これからはLCCとカーボンニュートラルを軸に、地域条件×意匠×メンテ性を最適化する“屋根の総合提案力”が鍵。
現場は一枚の役物から。**水の動きを想像し、重ねを丁寧に。**それが最良の広告になります🌤️